住宅部材として責任の持てる品質を確保するために社内の品質管理体制を作り管理能力を向上させる努力をしています。JASの認定工場や、大分方式乾燥材の認定工場となったのもその一環です。

JAS(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)認定工場
認定の種類及びタイプ 
   種 類:製材等 
   タイプ: B
認定の品目及び区分
   品 目:構造用製材
   区 分:構造用製材
       人工乾燥構造用製材
       機械等級区分製材
認定番号:JLIRA-B・64・05

 
   
     
  日本農林規格(JAS)では、構造用製材のうち、機械によりヤング係数を測定し、強度面の等級区分するものを「機械等級区分製材」といいます。それに対して、節、丸身等材の欠点を目視により測定し、等級区分するものを「目視等級区分製材」といいます。外見的因子で判断する目視等級は曲げヤング係数との相関が低いという欠点があります。

当社では打撃音法という、木材の小口面をハンマーで叩いたときに発生する音を分析してヤング係数を求める方法で測定しています。 そして、マイクロ波含水率計の測定値とともに仕上げ加工機のライン上に組み込まれたインクジェット式印字装置にて、一本ごとに強度と含水率を印字しています。

 

 



 
   
     
 

大分方式乾燥材 認定工場
認定番号 第005号

大分方式乾燥とは、短時間の高温セット処理を行なった後、数か月間(4カ月〜6カ月)じっくりと天然乾燥を行い、化石燃料の使用量を抑えた環境に優しい乾燥方式です。さらに、当社では含水率を確実に下げるために、天然乾燥の後に低温乾燥機で時間をかけて丁寧に仕上げ乾燥を行っています。

 一般に流通する高温乾燥材(KD)と比較して、心持ち柱角に、木材の強度劣化の原因となる内部割れが無いことが大きな特徴です。また、木材本来の粘り強さや香りが失われていません。木材の変色が少なく、天然乾燥材に近い美しい自然な色艶があり、化粧材としてもご使用いただけます。

大分方式乾燥材とは? ― 大分方式乾燥材パンフレット ―

 
 
   
     
株式会社ヤマサ 大分県玖珠郡九重町右田 1918-32 電話0973-78-8324